PayPayボーナス運用には以下のようなデメリットがあります。
- たまに反映に遅れが出る
- 元本割れの可能性
- 利用制限
- 100円以上の追加にスプレッド(2022年3月24日から)
- 歪みや配当金で損をする可能性
目次
デメリット1:たまに反映の遅延がある
PayPayボーナス運用はリアルタイムで出し入れできるというメリットがありますが、「なかなか反映されない時がある」というデメリットがあります。
反映されるまでに30分以上かかった人という人もいました。
反映が遅かったために「PayPayボーナスが消えた」と思い、もう一度「追加」または「引き出し」をしてしまい、2重に取引をしてしまった人もいます。
アビトラ攻略しようとしてる人、変動が激しいタイミングで追加・引き出しをする人にとっては、大きなデメリットになりますね。
そこまで気にしていなくても、引き出そうとしたタイミングが急落直前で大きな損をしたとか、大きく下落していたから追加したのに急騰して思っていたより高値掴みしてしまったとかいう人は少なくないような気もします。
デメリット2:元本保証がなく元本割れの可能性あり
下落相場では元本割れをしてしまうデメリットが、PayPayボーナス運用でももちろんあります。
簡単に始めることができますが、投資には変わりがないので元本は保証されません。
指数が右肩上がりの上昇相場の時は、初心者でも、入れっぱなしの放置でも、大きく利益を出しやすい時期です。
しかし、2022年に入ってから大きく下落し、マイナスになって1か月以上プラスに戻れていない人もいます。
デメリット3:利用制限・スプレッド
PayPayでは以下の利用制限があり、PayPayボーナス運用のデメリットになっています。
2022年3月24日以降は一部有料化になり、更に制限がかけられたといっても過言ではないでしょう。
利用制限
PayPayボーナス運用を利用する上で、PayPay残高の支払いに対する制限がネックになっている人もいます。
「ボーナス運用追加=支払い」という扱いなため、買い物利用と運用追加どちらも含めた合計金額で制限がかけられてしまいます。
以下2つがPayPay残高の支払いに対する制限内容です。
- 過去24時間に50万円まで
- 過去30日間に最大200万円まで
10万円以上をPayPayボーナス運用に入れている人もちらほら見かけます。
そのような人が頻繁に出し入れをしたい場合、大きなデメリットになってきますね。
そうではなくても、家電製品を買うなど大きな金額の買い物の前後は、出し入れしすぎると利用制限に引っかかる可能性が出てくるかもしれませんね。
スプレッド
2022年3月24日から一部有料化となり、PayPayボーナス運用で100円以上追加する場合にスプレッドが考慮された計算式により運用されるようになります。
・交換希望額×1円当たりの数量(スプレッド考慮あり) =運用ポイントの数量
・運用ポイントの数量×参照資産の価格(日本円)=利用者が保有する運用ポイントの評価額
※1円あたりの数量(スプレッド考慮あり)とは、算出時点での参照価格に+1.0%を乗じた額と為替レートにより算出した価格の逆数の小数第十一位以下を切り捨てた値をいいます。
※参照資産の価格(日本円)は、算出時点での参照価格と為替レートにより算出しています。(ボーナス運用サービス利用規約より引用)
99円以下で追加していくという手もありますが、一度に2~3回ならなんとかなりますが、あまり実用的な方法ではないですよね。
今まで権利落ちなど気にせず入れっぱなしだった人はあまり気にならないかもしれませんが、価格差を気にしながら出し入れを繰り返してきた人にとっては大きな痛手ですね。
右肩上がりの上昇で増えていくのであれば、大きなネックにならない人も多いかもしれません。
ただ、2022年の予測を見聞きしていると、有料化は多くの人にとって大きなデメリットになるような気もします。
デメリット4:歪みで損をする・権利落ちがある
PayPay運用は、指数に連動してリアルタイムで出し入れできるメリットが、別の視点から見ると逆に「歪みで損をする」「権利落ちがある」というデメリットになります。
歪みで損をする
PayPayボーナス運用に入れっぱなしの場合、以下のタイミングで歪みによって損をする可能性があります。
- 月曜の早朝(朝8時)
- 月~金の夜(23時30分)
上記は冬時間の場合で、夏時間の場合は1時間早い時間となります。
このタイミングで出し入れをして利益を出してる人もたくさんいるみたいですね。
権利落ちがある
配当金が出るタイミングで指数が下落することが多いようです。
配当を受ける権利が確定した翌営業日、理論上は「1株当たりの配当金分だけ株価が値下がりする」そう。
国内株式や外国株式は配当金なので「配当落ち」、投資信託の場合は分配金なので「分配落ち」ともいう。
高配当株の中には元本を削って配当を出す場合もあります。
配当金を出す→株価下落→指数下落
配当金目当てだった人が売り、安値で買いたい人が買うタイミングですね。
PayPayボーナス運用で、このタイミングもそのまま入れっぱなしにしていると、配当金・分配金に当たる分をもらえないのに下落に巻き込まれて損をしてしまうことになります。
まとめ
PayPayボーナス運用のデメリットを大きく4つに分けて、簡単にではありますがまとめました。
反映の遅延、元本割れ、制限、価格差が出るタイミングの損というデメリットがありました。
参考になれば幸いです。
他にも見つかった場合などに、追記・修正していきます。
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